西城秀樹さん

NHK朝ドラ「つばさ」ではまり役を好演してますね。朝ドラにしてはだいぶあくの強い役柄を演じて人気のようです。睡眠不足でブルーな朝にコーヒー、トースト、時々りんごとバナナを食べながらはすに構えてトッポイ、アンチエイジングのおじさんを見るのは辛い。ところで他人から「やさしそうな人ね」と言われて喜ぶ人と馬鹿にされたと憤慨する人と、納得する人と反応は色々ですが、老人になってから「やさしそうな老人ね」なんていわれると、なにかやけに老人くさくなって軽く見られているようで気分がチビっと落ちます。遅かれ早かれ毒にもクスリにもならない本格派の老人になるんだからね。現役の老人の間は「老人のくせして凄みがあって精悍な感じで生意気な奴」と見てもらいたいよ。もっともいくらすごんでもにらんでもフニャフニャになってしまうのは辛いもんがあるよ。ある女性の事ですが同姓から「やさしそうね」といわれると「馬鹿にしないでよ」とむかつくそうです。やさしそうといわれると、足元を見られているようだし、御しやすくひねり易そうにおもわれたんじゃないかと、おもうんでしょうかね。最近は怖そうなお顔をしている爺さんでも「みためが怖い」といわれたくないんですね。おばあさんで怖そうなお顔の場合は本当に怖くなるけど。実際はこわそうなばあさんは少ないね。人間って強欲が取り付くとだいたいコワイ顔になるよね。欲が少ない老人はボーっとしているから可愛がられる。隠居爺さんばあさんになったら多少はボケがはいって耳がつごうの悪いことは聞こえずらいほうがラクですよね。世のなか見なくても聞かなくてもいいことが五万とあるものね。TVやラジオなんて騒々しいだけで別になくても生きていけるものね(爺は今のところは無理)。ニュースもドラマも健康番組も同じことの繰り返しですものね。事件でも同じような結末だし、ドラマでも結局はハッピーエンドだし、健康番組はとどのつまり病院にいきましょうだからね。顔の話から脱線してしてしまった。いつものこと。老人の脱線は可愛いよね?そう思えない老人はこのコラムを読んだら怒り出す。